どんなVPNを使っても、お使いのインターネットのある程度の速度低下は避けられませんが、一部のVPNでは他と比較して大きく低下することがあります。これにより、インターネット接続のプライバシーとセキュリティを改善しようとした努力やお気に入りの番組をどこからでもストリーミングできるようにした努力が犠牲になってしまいます。このガイドでは、日本のユーザーに最速級のVPNと、まったく費用をかけずに回線速度を最大にするいくつかのトリックを紹介します。
また、VPN回線速度のテスト方法と個々のプロバイダーのメリットも詳細に説明します。ただし、もしダウロードやストリーミングの高速化のためにおすすめのVPNのリストを探している方のために、いかにおすすめのVPNをまとめました。
当社のスピードテストに基づいた最速級のVPNです。
- Surfshark: 2024年最速のVPN。同時接続台数無制限でお財布に優しくパーフォーマンスに優れる。ほとんどのストリーミングサービスに対応し、トレントも可能。Comparitechのテストでは競合他社をやすやすと打ち負かしています。
- PureVPN: PureVPNは、最近、回線速度とプライバシーに関して飛躍的な進歩を遂げました。
- Hotspot Shield: Hotspot Shieldは、この数か月で自社サービスの、回線速度からプライバシーポリシーまであらゆる面を一新しました。
- IPVanish: ティア1ネットワーク上での高い回線速度。プライベート、セキュアで使いやすい。同時接続台数無制限。
- ExpressVPN: 新しいLightwayプロトコルにより、帯域幅が大幅に改善されました。同社は、ストリーミングサービスにアクセスでき、強力なプライバシーを採用して、中国でも動作します。
- HideMyAss: 高速な回線速度、セキュリティをブロック解除能力を兼ね備えた堅実なVPN。
- NordVPN: NordLynxと呼ばれている新プロトコルのおかげで、回線速度が大幅に向上しています。回線速度、ストリーミングやプライバシーに関しておすすめのオールラウンドなVPNです。
- CyberGhost: ストリーミングに最適な初心者の方に優しいサービス。市場で最大のサーバーネットワーク。
- TunnelBear: 接続速度が早く、制限付きフリーティアを備えた使いやすいVPN。
- ProtonVPN: ユーザーにとってありがたい回線速度を誇るだけでなく、プライバシーも評価されています。ただしストリーミングにはあまり関心を寄せていません。
- VyprVPN: 高速なベテランVPNプロバイダーで、中国で動作し、ほとんどのストリーミングサービスのブロックを解除できます。
- Mullvad: Mullvadはセキュアであるぐらい高速ですが、ほとんどのストリーミングサービスに対応していません。
2024年版最速級のVPN
以下に昨年テストした一番におすすめの最速級VPNを、数十社のプレミアムプロバイダーの中からリストアップしました。このリストにはComparitechのスピードテストが大きな要因として含まれていますが、その他の定量化できないパラメータも、当社での個人的な経験に基づいて考慮されています。これらには、どの程度良好にHD画質の動画やオンラインゲームをストリーミングできるかなどがあります。
なお、このガイドに掲載の回線速度の評価は、お使いのデバイス上で経験するであろう性能を必ずしも示しているものではなく、プロバイダーの前後関係のみを示すことを意図しています。
1. Surfshark
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.Surfshark.com
返金保証期間: 30 DAYS
Surfsharkは、雷のような速さの回線速度と優れたコストパフォーマンスを提供する印象的なVPNです。Comparitechのテストでは平均ダウンロード速度595 Mbpsを記録しており、トレント、Ultra HD画質でのストリーミングや最も要求の厳しいゲームのプレイなどほとんどのデータ集約型のタスクをこなすことができます。同社は、日本国内にすらサーバーを稼働しており、テレビ朝日、テレビ東京、NHK、日本テレビ、日本版HuLuなどのリージョンロックされたサービスを視聴できます。
Wireguardプロトコルと、インフラストラクチャーのアップグレードにより、回線速度が飛躍的に向上し、同業他社が必死で追いつこうとしているほどです。この お財布に優しいVPNは、同時接続台数無制限で、多数のデバイスを所有する家族やハウスメイトのグループには最適なオプションとなっています。
Surfsharkのセキュリティは当社の基準を満たしており、ログを記録することはありません。Netflix、Hulu、HBO Max、Disney+などのストリーミングに最適です。またトレントも可能です24時間のライブチャットサポートを利用できます。
Windows、MacOS、iOS、Android、Linux、Fire Stick TVに対応したアプリが利用可能です。
Surfsharkスピードテストデータ
No value | Surfshark |
ウェブサイト | Surfshark.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 521 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 317 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 253 Mbps |
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最安月額 | $1.99 2年プランで4ヶ月無料 |
メリット
- 信じられないほどの速度性能
- デバイス接続台数無制限
- 中国で動作
- ストリーミングできる可能性が非常に高い
デメリット
- VPNサブスクリプション(Surfshark One)に含まれていない追加機能をインストールする必要がある
- モバイル上で広告IDを収集する
Our score:
高速かつ安価Surfsharkは、:常にComparitechの最速級VPNのリストに名を連ねており、 デバイス接続台数無制限が可能な数少ないVPNの内1社です。30日間の返金保証が付属しています。
Surfsharkレビュー全文をご覧ください。
2. PureVPN
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.PureVPN.com
返金保証期間: 31 DAYS
PureVPNは、自社のサーバーインフラストラクチャーに多額を投資しており、最近、 自社のクライアントにWireGuardを加えました。プロトコルを変更したことで、回線速度が大幅に向上に、最速級VPNにランクインするまでになっています。テストしたと全時間帯とロケーションにわたって平均299 Mbpsを叩きだしています。
PureVPNではトレントが可能で、個人を特定できるログを記録しません。同社は、強力な暗号化を採用しており、DNSやIPv6でのデータリークを防止しています。なお、ポートフォワーディング機能は、毎月数ドルかかるので覚えておいてください。
また、NetflixやAmazon Prime Videoなどのほとんどの人気のあるストリーミングサービスをどの国からでもブロック解除できます。一度に最大10台までのデバイスを接続でき、アプリは、Windows、MacOS、iOS、AndroidやFire Stick TVに対応しています。サーバーに日本を含め65か国以上で利用でき、U-NEXT、日本版Hulu、AbemaTV、TVer、dTVなどを海外または職場などの制限されたネットワークから視聴できます。
PureVPNスピードテストデータ
No value | PureVPN |
ウェブサイト | PureVPN.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 628 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 324 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 346 Mbps |
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最安月額 | $1.99 2年プランで82%割引 しか |
メリット:
- 特に米国内のサーバー上で非常に高速
- 多種多様なストリーミングサー
- スにアクセス可能
- ノーログポリシー
- トレントが可能
- アメリカ版Netflixなどのほとんど
- プラットフォームに対応
デメリット:
- 過去にプライバシー上の問題があった
- 精彩のないサポート
Our score:
最も改善が進んだVPN:PureVPN非常に高速かつ安価です 同社は、日本を含め、世界中でサーバーを稼働させています。高速接続を手に入れて、どこからでもストリーミングやトレントが可能です。31日間の返金保証が付属。
PureVPNレビュー全文をご覧ください。
3. Hotspot Shield
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.Hotspotshield.com
返金保証期間: 45 DAYS
編集注:Hotspot ShieldはComparitechの親会社であるPangoによって所有されています。
Hotspot Shieldは、平均ダウンロード速度304 Mbpsを記録し、今年Comparitechの最速級VPNのリストに初めてランクインしました。テストは、有料サブスクリプションを使って行い、このサブスクリプションには、日本を含め80か国で稼働するサーバーへのアクセスが含まれます。
Hotspot Shieldではトレントが可能で、キルスイッチを備えており、オンラインでのアクティビティの個人を特定できるログは記録しません。Netflixなどの最も人気の高いストリーミングサービスに対応しています。
Windows、MacOS、iOS、Android、Fire Stick TVに対応したアプリが利用可能です。デフォルトでは、Hotspot Shieldは、自社独自のプロトコルであるHydraを使用しますが、WireGuard上でも最高の回線速度を達成しています。
HotspotShieldスピードテストデータ
No value | Hotspot Shield |
ウェブサイト | Hotspotshield.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 353 Mbps | Average Connection Speed - Europe (UK) | 335 Mbps | Average Connection Speed - Asia (Hong Kong) | 224 Mbps |
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最安月額 | $2.99 3年プランで77%お得 |
メリット:
- WireGuard上での高い回線速度
- キルスイッチで保護されたトレント
- 強力な暗号化
- スプリットトンネリング
デメリット:
- 高価
- アメリカに本拠を構える
- モバイル上で広告IDを収集する
Our score:
有望な新規参入社:Hotspot Shieldは使いやすいVPNで、 無料プランと、有料プランでは光速級の回線速度を実現しています。寛大な45日間の返金保証が付属しています。
Hotspot Shieldレビューの全文をご覧ください。
4. IPVanish
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.IPVanish.com
返金保証期間: 30 DAYS
IPVanishの最近のWireguardプロトコルへのアップグレードにより、回線速度が飛躍的に向上しました。Comparitechのテストでは平均314 Mbpsを叩きだしており、ビデオ会議やHDや4K画質のライブストリーミングなどのほとんどの帯域幅を必要とするアクティビティですら十分すぎるスピードです。さらにIPVanishは、一度に何台のデバイスを接続できるかに関して制限を課していません。
回線速度に加え、IPVanishは良好なセキュリティを誇っています。そのリーク対策は、当社の暗号化基準の全てを満足しており、 個人を特定できるログを残しません.また、サーバーは日本を含め50か国超で稼働しています。
IPVanishは、ストリーミングサービスへのアクセスに関しては最も熟練している訳ではありません。アメリカ版Netflixには対応していますが、他のサービスのストリーミングを計画している場合は、コミットする前に返金保証をつかってテストしてみた方が良いでしょう。
Windows、MacOS、iOS、Android、Fire Stick TVに対応したアプリが利用可能です。
IPVanishスピードテストデータ
No value | IPVanish |
ウェブサイト | IPVanish.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 277 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 685 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 314 Mbps |
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最安月額 | $2.19 2年プランで83%オフ |
メリット
- 比類なき回線速度
- 非常にセキュア
- ノーログポリシー
- デバイス接続台数無制限
- 使いやすい
デメリット
- 一部のストリーミングサービスのブロックを解除できない
- アメリカに本拠を構える
Our score:
デバイス接続台数無制限:IPVanishは、スピードテストの最新のラウンドでは、 ユーザーのプライバシーで妥協することなく競合他社より優れた成績を収めています。リスクフリー30日間の返金保証を使って試すことができます。
5. ExpressVPN
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.ExpressVPN.com
返金保証期間: 30 DAYS
ExpressVPNのグローバルは平均ダウンロード速度は最新のテストでは300 Mbpsに上昇しています。昨年のテストでは数値が落ち込みましたが、幸いなことに回復した結果となっています。
多くのVPNは自社の回線速度を上げるためこぞってWireGuardを採用していますが、ExpressVPNはより高みを目指しています。同社は、Lightwayと呼ばれる自社独自のオープンソースプロトコルを作り出し、これにより回線速度は飛躍的に向上して、セキュリティやプライバシーを犠牲にすることなく、OpenVPNの帯域幅を倍にしています。
ExpressVPNは優れたオールラウンドなVPNです。同社は、Netflix、HBO Max、Amazon Prime Video、BBC iPlayerやHuluなどの多くのストリーミングサービスにアクセスでき、中国でも動作します。堅牢なセキュリティの例としては、強力な暗号化、データリーク対策や キルスイッチが挙げられます。ExpressVPNは、個人を特定できるログを残しません。ライブチャットサポートは年中無休24時間利用できます。
Windows、MacOS、iOS、Android、Linux、Fire Stick TVと特定のWi-Fiルーターに対応したアプリが利用可能です。
ExpressVPNスピードテストデータ
No value | ExpressVPN |
ウェブサイト | ExpressVPN.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 319 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 136 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 134 Mbps |
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最安月額 | $4.99 節約: 2 年プランでは 61% + 6 か月無料 |
メリット
- 回線速度が速い。
- 強固なセキュリティ
- 個人を特定できるログを残さない
- 通常のサービス全てにセキュアにアクセス可能
- 中国で動作
デメリット
- ライバルにくらべわずかに高い
高速VPN:今までテストした中でExpressVPNは最速級のVPNで、 その他の全ての面でも高いパフォーマンスを示しています。リスクフリーの30日間の返金保証で試すことができます。
ExpressVPNレビューの全文をご覧ください。
6. HideMyAss
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.HideMyAss.com
返金保証期間: 30 DAYS
HideMyAssは、テストで平均回線速度238 Mbpsを記録しています。いくつかの低速なサーバー群を試してみたものの。、全体として帯域幅は十分すぎるものでした。
HideMyAssには、過去にプライバシー上の問題がありましたが、それ以降、同社のプライバシーポリシーとロギング慣行は面目を一新しています。同社は、強力な暗号化を採用しており、個人を特定できるログを残しません。欠点は、中国では動作しないことです。
HMAは、お気に入りの動画サービスの過半数を海外から ストリーミングするのに最適です。同社は、ライブチャットサポートを提供しており、同時に5台までのデバイスを接続できます。
HideMyAssスピードテストデータ
No value | Hide My Ass VPN |
ウェブサイト | HideMyAss.com | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 295 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 231 Mbps | 平均接続速度 - アジア(香港) | 188 Mbps |
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最安月額 | $2.99 – 3年プランで75%オフ |
メリット:
- 良好な回線速度
ほとんどのストリーミングサー - スに対応
- 堅実なセキュリティ
デメリット:
- 過去にプライバシー上の問題があった
- 中国では動作しない
Our score:
高速なダウンロード:HideMyAssは、 高い回線速度を備えた堅実かつオールラウンドなサービスを低コストで提供しています。30日間の返金保証が付属しています。
HideMyAssレビューの全文をご覧ください。
7. NordVPN
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
- FireTV
ウェブサイト: www.NordVPN.com
返金保証期間: 30 DAYS
NordVPNは、テストした全時間帯とロケーションにわたって、平均ダウンロード速度300 Mbpsを叩きだしています。同社の高い回線速度は、WireGuard上に構築された独自のVPNプロトコルであるNordLynxのローンチによるもので、セキュリティやプライバシーにインパクトを与えることなくデータをより効率的に配信しています。Comparitechの最新のテストでは、NordLynxによりNordVPNのスループットはほぼ倍になっています。
NordVPNは他の分野でも高いパフォーマンスを示しています。同社はNetflix、BBC iPlayer、Hulu、HBO MaxやAmazon Prime Videoなどの多種多様なストリーミングサービスによく対応しています。このプロバイダーのセキュリティは 破ることのできないミリタリーグレードの暗号化、アプリ固有のインターネットキルスイッチと、厳重なリーク保護から構成されています。
Windows、MacOS、iOS、Android、Linux、Fire Stick TVに対応したアプリが利用可能です。
NordVPNスピードテストデータ
No value | NordVPN |
ウェブサイト | NordVPN.com | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 460 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 349 Mbps | 平均接続速度 - アジア(香港) | 299 Mbps |
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最安月額 | $2.99 – 2年プランで74%オフ |
メリット
- 高いVPN回線速度。
- ほとんどのストリーミングサービスに対応
- 中国、UAEで動作
- 強固なセキュリティ
- ノーログプライバシーポリシー
デメリット
- Android上にはキルスイッチがない
- ストリーミングサーバーにラベルが付いていない
- モバイル上で広告IDを収集する
Our score:
オールラウンドな高速VPN:他の多くのプロバイダーをアウトパフォームするオールラウンドなVPN回線速度、機能、セキュリティとコストパフォーマンスの素晴らしい組み合わせ30日間の返金保証が付属。
NordVPNレビュー全文をご覧ください。
8. CyberGhost
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.Cyberghost.com
返金保証期間: 45 DAYS
CyberGhostは、テストした全時間帯とロケーションにわたって、平均ダウンロード速度295 Mbpsを記録しています。これは以前のテストとほぼ一致する結果で、一貫性は称賛に値します。多くの競合他社と同様に同社も、セキュリティを犠牲にしないより高速で効率的なVPNである Wireguardを採用しています。
CyberGhostは、海外からリージョンロックされたコンテンツをストリーミングするのに最適です。同社はNetflix、Amazon Prime Video、BBC iPlayerなどに対応しています。同社のような回線速度を使えば、4H UHD解像度であらゆるものの視聴を楽しむことができます。同社は、アプリ内で特定のストリーミングサービス向けにサーバーにラベルを付けています。
CyberGhostはノーログポリシーを順守しており、オンラインでのアクティビティをプライベートに保つため強力な暗号化を使用しています。シングルプランでは一度に最大7台までのデバイスを接続でき、アプリは、Windows、MacOS、iOS、Fire Stick TV、Linuxに対応しています。
CyberGhostのスピードテストデータ
No value | CyberGhost |
ウェブサイト | Cyberghost.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 449 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 853 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 480 Mbps |
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最安月額 | $2.03 2年プランで84%お得 + 4ヶ月無料! |
メリット
- 高速VPN
- ストリーミングに最適
- 強固なセキュリティ
- ノーログポリシー
- ライブチャットサポート
デメリット
- 中国やUAEからは信頼性高く動作しない
Our score:
高速でオールラウンドなVPN:CyberGhostは、テストした中で最速級のVPNで、 ストリーミングにもセキュリティにも手を抜いていません。リスクフリーの45日間の返金保証が付属しています。
CyberGhostのレビューの全文をご覧ください。
9. TunnelBear
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
ウェブサイト: www.Tunnelbear.com
返金保証期間: None
TunnelBearの平均ダウンロード速度は222 Mbpで最速級VPNのランクを上げました。同社は、このリストの中で無料バージョンを提供するVPN2社の内1社ですが、無料バージョンの通信量上限は月当たり 500 MBとなっています。同社は、PC、Mac、iOS,とAndroid用の使いやすいアプリとハンディな Chrome拡張機能を備えた初心者の方に優しいVPNです
TunnelBearは強力な暗号化を採用しており、厳格なノーログプライバシーポリシーを順守しています。同社はNetflixなどのストリーミングサービスへの対応に関しては信頼性が高くありませんが、,トレント、プライベートな閲覧、中国などで課されている検閲の回避などの堅実なオプションです。一度に最大5台のデバイスを接続できます。
TunnelBearスピードテストデータ
No value | TunnelBear |
ウェブサイト | Tunnelbear.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 245 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 221 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 200 Mbps |
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最安月額 | $3.33 – 3年プランで67%オフ |
メリット
- 良好な回線速度
- 無料バージョンは限定的
- 中国で動作
- 強力なプライバシーとセキュリティ
デメリット
- Netflixなどのストリーミングサービスへの対応に関しては信頼性が高くない
- 返金保証は他社に比べ短い
Our score:
高速VPN:高速で使いやすいTunnelBearには、 7日間の返金保証が付属しています。
TunnelBearレビュー全文をご覧ください。
10. ProtonVPN
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.protonvpn.com
返金保証期間: 30 DAYS
ProtonVPNは、同社のプライバシーとセキュリティの高い基準で主に知られているプロバイダーですが、そのサービスも高速です。Comparitechのスピードテストでは、平均がグロバールで331 Mbpsに達し、ランクが急上昇しています。
いくつかのサービスティアが提供されています。ProtonVPNは、アメリカ版Netflixに対応していますが、他のリージョンロックされたストリーミングサービスにセキュアにアクセスすることに関してはそれほどでもありません。サーバーは日本を含め60か国以上で稼働しており、テレビ朝日、日本版Hulu、テレビ東京、日本テレビ、NHKなどのプラットフォームを視聴できます。
リーク保護、キルスイッチとミリタリーグレードの暗号化のおかげでセキュリティは厳重です。 ピア・ツー・ピアのファイル共有も可能で、オンラインのアクティビティをログに残すことは決してありません。
アプリは、Windows、Mac、iOSとAndroidに対応しています。
ProtonVPNスピードテストデータ
No value Proton VPN ウェブサイト protonvpn.com Average Connection Speed - North America (USA) 390 Mbps 平均接続速度 - 北米 (米国) 306 Mbps 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) 295 Mbps 最安月額 $2.99
2年プランで70%お得
メリット
- 良好な回線速度
- 強固なセキュリティ
- ノーログポリシー
- Netflixに対応
デメリット
- 中国では動作しない
- 一部の人気のあるストリーミングサービスでは苦戦
- ライブチャットサポートがない
高速かつ高度:ProtonVPNは、プライバシーやセキュリテ ィを犠牲にせずにスピードを求めるユーザーの方には堅実なオプションです。ポートフォワーディングなどの高度な機能が満載です。 30日間の返金保証が付属。
ProtonVPNレビュー全文をご覧ください。
11. VyprVPN
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.VyprVPN.com
返金保証期間: 30 DAYS
VyprVPNはベテランのプロバーダーで、最近のテストではグロバールに平均215 Mbpsを記録しています。WireGuard protocolを採用してことで、Comparitechのリストに入るようになり、これにより旧式のOpenVPNに比べ回線速度が飛躍的に向上しています。
Vyprは、中国内のユーザーにとって信頼性が高い頼りになるVPNです。同社は、リージョンロックされたストリーミングサービスのブロックをいとも簡単に解除します。
VyprVPNの暗号化は、Comparitechのセキュリティ基準を全て満たしています。また同社の最新のノーログポリシーにより オンラインでのアクティビティは常にプライベートに保たれることが保証されています。
アプリは、Windows、Mac、iOSとAndroidに対応しています。一度に5台のデバイスを接続できます。
VyprVPNスピードテストデータ
No value | VyprVPN |
ウェブサイト | VyprVPN.com | Average Connection Speed - North America (USA) | 373 Mbps | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 192 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 79 Mbps |
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最安月額 | $5 1年プラン契約で50%割引 |
メリット:
- 堅実な回線速度
- 中国で動作
- 海外からほとんどのストリーミングサービスのブロックを解除可能
- 強固なセキュリティとノーログプライバシーポリシー
デメリット:
- このリストに掲載されている他社に比べ、料金が高め
- サーバーネットワークは小規模
Our score:
どこでも高速:VyprVPNは中国でさえどこでも動作し、 ユーザーは中断されることなくストリーミングやダウンロードができます。30日間の返金保証が付属しています。
VyprVPNレビューの全文をご覧ください。
12. Mullvad
利用可能なアプリ:
- PC
- Mac
- IOS
- Android
- Linux
ウェブサイト: www.mullvad.net
返金保証期間: 30 DAYS
Mullvadは、Comparitechのテストで記録した平均グローバルダウンロード速度390 Mbpsで自社ユーザーに優れたパフォーマンスを提供できています。この速度は不葛生台のデバイス上で4K画質の動画をダウンロードしたり、オンラインゲームをプレイしたり、大きなファイルを素早くダウンロードしたりするには十分です。日本国内のサーバーを含め、大規模なサーバーネットワークを稼働しています。
それだけでなく、Mullvadは、オンラインでのアクティビティを安全かつプライベートに保つ多様なセキュリティ機能を誇っています。Mullvadはオンラインでのアクティビティのログを記録しません。また、 中国などの検閲が厳しい諸国でも動作します。
欠点は、Mullvadは、ストリーミングサービスにあまりよく対応していないことです。アメリカ版Netflixには対応していますが、他のサービスのブロックを解除しようとしているのなら、以下をお読みになったほうが良いでしょう。
Mullvadのアプリは、Windows、MacOS、Linux、iOS、Androidや一部のWi-Fiルーターに対応しています。一度に5台のデバイスを接続できます。
Mullvadスピードテストデータ
No value | Mullvad VPN |
ウェブサイト | mullvad.net | 平均接続速度 - 北米 (米国) | 645 Mbps | 平均接続速度 - ヨーロッパ (英国) | 303 Mbps | 平均接続速度 - アジア(香港) | 223 Mbps |
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最安月額 | $5.50 $5.50/mo |
メリット:
- 一貫して最速級VPN
- 極めてセキュア
- ノーログポリシー
- 中国で動作
- IPv6をサポート
デメリット:
- ほとんどのストリーミングサービスに非対応。
- 精彩のないカスタマーサポート
高速かつセキュア:Mullvadは、常に最速級VPNの上位にランクインしています。 加えて、同社は最先端のセキュリティを誇り、リスクフリーの30日間の返金保証が付属しています。
Mullvadレビュー全文をご覧ください。
VPNスピードテストの結果 2024年版
昨年テストした各VPNのグローバルな平均ダウンロード速度を以下に掲載します(クリックして拡大します):
VPNスピードテストの実施方法Comparitechのアプローチ
Comparitechのテストプロセスの概要各VPNに対して、1日にを通じて3つの異なる時間に、3つのグローバルなリジージョンにわたって9回のスピードテストを行います。北米、ヨーロッパとアジア各VPNが提供するサーバーに基づき、特定のロケーションを選んでいます。また、比較のためベースラインのインターネット回線速度を測定しています。
テストセットアップ米国内で1Gbpsの接続を使い、各プロバイダーのWindowsアプリケーションでテストを行っています。回線速度の計測には、Speedtest.net のデスクトップアプリを使っています。平均値からの標準偏差以上に結果がばらついた場合は、それを除外してテストをやり直しています。
レポートの焦点当社の結果は、主にダウンロード速度に焦点を当てています。レイテンシは、VPNの帯域幅よりむしろVPNサーバーからのユーザーの距離に大きく依存するため含めていません。また、テストではアップロード速度は評価していません。
VPNスピードテストの理解スピードテストの結果はもっと大局的なテストの一部であることを知っておくことが不可欠です。膨大な数の変数がこれらのテストに影響を及ぼしており、単に「最速VPN」だからと言って栄誉を与えるには不可能です。回線速度はお住まいのロケーション、時間帯やストリーミングまたはゲームなどの具体的なニーズにより変わる場合があります。
限界と食い違いの考慮全時間帯ですべてのサーバーをテストするのは実行不可能で、そのためVPNの回線速度を正確に測定するのは複雑になります。あるテストで「最速VPN」だからと言って別のテストで最速とは限りません。技術的限界から、一部のプロバイダーは直接比較することができませんでしたが、それらのプロバーダーは個別のスピードテストでは高性能を示しています。
テスト方法:最速級VPNの見つけ方
おすすめのVPNを見つけるため、経験的テストと、ストリーミング、Web閲覧やトレントなどの毎日のアクティビティでの直に得られる経験との組み合わせを採用しています。Comparitechの評価プロセスでは、VPNの回線速度、セキュリティ、使い勝手などのいくつかの重要なファクターを徹底的に調べます。
前のセクションでは、最速級を見つけるためにVPNの回線速度をテストする方法を説明しました。以下に、VPNをどのようにテストして、完全にセキュアであることをチェックする方法に関して詳細を記載します。VPNのテスト方法に関する詳細をご覧になりたい方は以下のリンクをクリックしてください。
- プライバシー 一流のVPNは厳格なノーログポリシーを擁護し、データ保持法や侵略的な政府の監視のない国々に本拠を構えています。これらのVPNでは、匿名でのサインアップが可能で、匿名の支払方法を受け付けており、ユーザーにとっての最高のプライバシーを保証しています。理想的なVPNは、オンラインでのアクティビティ、IPアドレスや接続タイムスタンプなどのいかなる個人を特定できるログを保存しません。最も信頼の置けるVPNを特定するため、140社にのぼるVPNサービスのロギングポリシーを分析し、それらのVPNが、最高レベルのプライバシー保護を提供していることを確実にしています。
- セキュリティ VPNは、自社のプロトコル、暗号化、リーク防止対策に関して厳格なセキュリティ基準を満足しなければなりません。各VPNの暗号化を、暗号化強度、認証プロトコル、鍵の長さ、前方秘匿性(PFS)、およびリーク防止メカニズムなどのいくつかのファクターに基づいて評価しています。#
これらの保護にも関わらず、一部のVPNではまだデータがリークしています。したがって、Comparitechがレビューする全てのVPNは、IPv6リーク、DNSリーク、WebRTCリークに関する厳格なテストを受けています。たとえば、NordVPNでWebRTC IPv6リークを特定しましたが、これにはパッチが適用されています。
セキュアなVPNは、Wireguard、OpenVPNやIKEv2といった強固なプロトコルを採用しているはずです。さらに、VPN接続が落ちたときにインターネットトラフィックを停止するキルスイッチの有無を評価しており、ユーザーデータの絶え間のない保護を保証しています。
最速級VPNに関するよくある質問
日本国内で使える高速な無料VPNは存在しますか?
いわゆる無料VPNは使わないことをおすすめしています。無料のVPNサービスは、プレミアムな有料VPNサービスと比較すると非常に低速な場合がよくあります。無料VPNのサーバーは通常混雑していて、そのアプリは、しばしば帯域幅制限やデータ量上限を科します。同様に、サーバーの選択肢もさらに限定的です。回線速度だけでなく、無料VPNは多くの場合、お金を稼ぐために、閲覧履歴を集めて第三者に販売したり、ブラウザーに広告を載せたりするなど、あくどい商売をしています。一部の無料VPNはお使いのデバイスに観戦させるためのマルウェアペイロードすら抱えています。
日本でゲーム用の最速サーバーにアクセスするにはどうすれば良いですか?
別のリージョンのサーバーにアクセスするために(あるいは今のIPアドレスがバンされているため)VPNを使っているオンラインゲーマーの方なら、VPNを選ぶ上で最も重要な要因はレイテンシ、またはpingと呼ばれているものです。ゲームサーバーとお使いのコンピューターやコンソール間のping時間は、どの程度のラグを体験するかをほとんど決めるものです。
競争力を維持したいのなら、そのゲームのリージョナルサーバー群がどホストされている場所はどこかを見つけ出し、VPNの最もその場所に近いサーバーを選ぶ必要があります。日本国内のサーバー群に接続すれば、他の日本のプレイヤーが使っているサーバーでプレイできますが、日本に最も近いゲームサーバーの場所を正確に知ることで、接続速度を改善することすらできます。通常はオンラインで検索することでその場所は判明します。
ダウンロード速度もまた重要ですが、ゲームは思ったより帯域幅は必要としないものです。第一優先は、常にレイテンシを短縮することです。
VPNを通じたゲーム用のpingテストはどのように実行すれば良いです?
特定のVPNサーバーを通じてゲームをプレイしている時にどの程度のラグが見込まれれるかを知りたい場合、シンプルなpingテストを実行できます。テストを実行するには、その上でプレイしているゲームサーバーのドメインかIPアドレスを調べる必要があります。これにはたぶんちょっとしたコツが必要です。ほとんどのゲームは、そのサーバーのIPアドレスを公開していません。多くのオンラインゲームは、リアルタイムでping時間を表示するので、これはたぶん必要ないでしょう。
接続したいリージョンのサーバーのIPアドレスかドメインを見つけたら、コマンドプロンプト(Windows)かターミナル(Mac)を開いて、以下のコマンドを入力するだけです。
ping 104.160.131.3
そうしたら、契約しているVPNに接続して、同じコマンドをもう一度実行します。時間差に注目してください。
この例では、北米のリーグ・オブ・レジェンド のサーバーを使用しています。プレイしたいゲームとリージョンのサーバーのIPアドレスかドメインで置き換える必要があります。
結果は、往復時間をミリ秒単位で表示し、これは、pingがサーバーに達してからお使いのコンピューターに戻って来るまでにかかった時間です。ほとんどの競争の激しいオンラインゲームでは、確かな経験則として、100ms未満のping時間が欲しいところです。
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「スピードブースター」は避けるべきですか?
一部のAndroidアプリ、iOSアプリやデスクトップブラウザー拡張機能は、VPN接続時間を短縮できると主張しています。これらはほぼ間違いなく詐欺で、マルウェアに感染する原因となる恐れがあります。
サードパーティ製アプリが、このガイドで説明した内容を超えて、特に無料で、VPN接続のインターネット回線速度を向上させることはないのです。たぶん、それらのアプリは、データのマイニングか、広告配信に使用されているのでしょう。
本当のスピードブースターに一番近いのは、最適化されたゲームネットワークにサブスクライブすることです。これにより、インターネットトラフィックが、一番短く一番混雑していないルートを通るようにでき、ping時間を短縮できます。ただし、これらは有料のサブスクリプションサービスで、無料のアプリではありません。それでもその有効性には疑問が残ります。
VPNを使うとバッファリングは解消しますか?
VPNを使うと、いくつかの特定の場合に、動画のストリーミングのバッファリングを解消できますが、一般にはVPNはバッファリング解消には役立ちません。バッファリングとは、インターネット接続が遅すぎるか、デバイスにその再生と同じくらい速く動画の復号化や解凍お行うのに十分なパワーがないかのいずれかを意味します。VPNの速度は、ベースとなるインターネット接続と同程度で、それだけでなく、暗号化と復号化により多くのシステムリソースを必要とします。そのため通常は役に立ちません。
例外は、契約しているインターネットサービスプロバイダーやローカルネットワークの管理者が、動画の配信源からの帯域幅を調整している場合です。例えば、Comcastは過去に、モバイル動画とNetflixストリーミングの帯域幅を調整しています。VPNは、インターネットトラフィックの内容と発信源を隠すことができるため、ISPは、どの種のデータがストリーミングされているか、またはどこから来たのかに基づいて区別することができません。
VPNブラウザーセキュリティ拡張機能を使うとネットサーフィンが遅くなりますか?
はい。どんなVPNでもインターネットの回線速度はある程度低下し、VPNのブラウザー拡張機能も例外ではありません。それでも、VPNのブラウザー拡張機能は通常、完全な暗号化トンネルを構築せず、データの別のロケーションへのプロキシとしてまだ機能するため(IPアドレスを変更するため)、日本では、ストリーミングやその他の高速通信を利用する場合、若干速度が向上する可能性があります。欠点は、メインのVPNクライアントで得られるのと同じレベルのプライバシーは手に入らないということです。
とは言え、VPNの中には、他のVPNより断然速いものもあります。高速なVPNを使いたいのなら、Comparitechのおすすめに従うようにしてください。
VPNを使うとラグは短くなりますか?
一般的なことを言えば、いいえです。VPNは、データを最終の宛先に送信する前に追加のサーバーを介してルーティングするため、データの移動に掛かる時間は長くなります。つまり、レイテンシ、あるいはping時間やラグは長くなります。ごく稀なケースでは、VPNが通常のISP接続よりもよりまっすぐなルートを選択する場合がありますが、しかしそれは例外中の例外でしょう。
日本でVPN上のトレント速度を最大にするにはどうすれば良いですか?
多くのVPNでは、そのサービスに内蔵されたNATファイアウォールが付属してきます。NATファイアウォールを使うことで複数人のユーザーは、同じVPNサーバーに接続して1つのパブリックIPアドレスを共有できるようになります。これにより、VPNサーバー行き来するインターネットトラフィックは、1人のユーザーに遡ることができなくなので、匿名性とセキュリティが大きく向上します。また、迷惑なリクエストが個々のユーザーに届くことも無くなります
ほとんどのVPNのNATファイアウォールでは、ある程度トレントが可能ですが、多くのユーザーは接続した際に違いに気付くことはないでしょう。実際、VPNを使うと、より厳格な可能性があるローカルネットワーク上でNATファイアウォールを迂回することができ、トレント速度が向上します。
プライバシー、セキュリティと匿名性に関しては、NATファイアウォールにはポジティブなインパクトがあります。しかし、一部のケースでは、トレントを邪魔することもあります。
BitTorrentは、ユーザー達が互いに自由に接続しあってファイルを共有できることに依存しています。NATファイアウォールは、同じファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりするトレント仲間からのBitTorrentリクエストをしばしば拒否します。
つまり、ファイルをダウンロードしたいピアはNATファイアウォールによりブロックされる頼まれてもいないリクエストをしなければならないため、BitTorrentを通じてシード(アップロード)できなくなる恐れがあります。逆に、ファイルをダウンロードする時と同じ数のピアには接続できない恐れがあり、ダウンロード速度が大きく低下します。
トレントスウォーム内のピアに接続するのに苦労しているなら、一部のVPNを使えば、ユーザーは、設定でNATファイアウォールを無効にできます。他にはポートフォワーディングが可能で、ここではVPNプロバイダーは、P2Pトラフィックが使用するポートを指定します。ユーザーはこのポートを使うように自身のBitTorrentクライアントを構成できます。P2Pファイル共有にはどのポート番号を使ったらよいか、契約しているプロバイダーのWebサイトをチェックするか、カスタマーサポートに尋ねる必要があるかもしれません。
NATファイアウォールを無効にするか、ポートフォワーディングをセットアップすることは、セキュリティに関して妥協することになるので、注意して、必要な場合のみ行ってください。それに加えて、特別なポートを使っているため、他のユーザーはインターネットトラフィックをより簡単に区別でき、追跡が容易になります。
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FastestVPNは合法で、本当に速いのですか?
記事FastestVPNレビューに書いたように、最速級のVPNは、かなりの回線速度を提供しますが、テストした中で最速のVPNでは決してありません。すべてのロケーションとテストのタイミングにわたって、平均ダウンロード速度は32 Mbpsでした。これはストリーミングとトレントとには十分高速ですが、テストした最速級のVPNの回線速度は、548 Mbps (CyberGhost) や488 Mbps (IPVanish)に達することを考えれば、FastestVPNはそれには及ばないことは明らかです。
これにもかかわらず、FastestVPNは合法なVPNサービスで、2016年に創業し、いくつかの利点があります。特に同社を使って、アメリカ版Netflixにアクセスできるのです。また、最大10台までの同時接続が可能で(ほとんどのVPNは5台ほどです)、さらに年中無休24時間のライブチャットとメールサポートも用意されています。しかし、最も重要な要因の2つである回線速度とセキュリティのことになると、市場には、同社より優れたVPNも存在します。
VPNの回線速度を速くするにはどうすれば良いですか?
VPNの回線速度を速くするためにできることはたくさんあります。幸先の良くスタートするには、本記事でリストアップした最速級VPNにサインアップしてみましょう。あるいは、物理的な位置(日本国内か、隣国)が近いサーバーに接続してみるのも良いかもしれません。
他にできることは、VPNプロトコルを変えてみることです。多くの大手VPNプロバイダーは、WireGuardプロトコルを提供するようになりました。これは、VPNプロトコルの中でも最速を誇るものです。最後に重要なことは、有線イーサーネット接続を試したほうがよいということです。
これらの高速なVPNをトレントに使用できますか?
これらの高速なVPNは安全にトレントに使用できます。本記事でリストアップしたプロバイダーはすべてノーログポリシーを採用しており、つまりP2Pアクティビティなどオンラインでしていることは決して記録されることはありません。さらに、これらの高速なVPNは、ミリタリーグレードの暗号化を採用し、通常トレントをする人を監視して報告するISPなどから接続を安全に保護します。
これらのVPNは回線速度や帯域幅を調整しますか?
いいえ、品質の良い有料VPNは、回線速度や帯域幅を調整することはありません。この記事でリストアップした最速級VPNも、すべて帯域幅無制限です。帯域幅調整は、無料VPN (おすすめしていません)を選んだ場合に起こりやすいものです。
使用しているVPNでは、データの暗号化プロセスとVPNサーバーへの再ルーティングが、接続の速度を若干低下させることが分かるかとおもいます。しかし、最速級のVPNを使っても、ストリーミングやトレントをしている時ですら、その差は気付かないほど小さい可能性が高いです
VPNの回線速度を最大化にするにはWireGuardプロトコルを使うべきですか?
はい、WireGuardプロトコルは現在、多数の大手VPNサービスが提供している最速級VPNプロトコルと認められており、通常、その性能は、2番目におすすめするオプションであるOpenVPN UDPを凌駕します。この効率性により、WireGuardプロトコルは、データ集約型のオンラインでのアクティビティの優れた選択肢となっています。トレント、高画質動画のストリーミングや他の多くの帯域幅を使用する作業、たとえばビデオ通話などのタスクを行おうとしているなら、WireGuardプロトコルに切り替えれば、体験を大幅に向上することができます。
WireGuardプロトコルの回線速度の優位性は、そのストリーミングコードベースと現代的な暗号技術に根差しており、データ伝送の高速化だけでなく、VPN接続の安定化とセキュリティ確保にも貢献しています。この性能向上は、特にインターネット回線速度が重要なファクターとなるシナリオで特に顕著に現れます。
一部のVPNプロバイダーは、WireGuardプロトコルのプロプライエタリ・フォークを採用していますが、これはカスタム名です。つまり、WireGuardプロトコルの正確な実装は、異なるVPNサービス間で異なる場合があります。結果として、ユーザーは、自分が使っているVPNプロバイダーが提供しているサービス内でWireGuardプロトコルにアクセスして使用する方法を指定しているかチェックしなければいけなくなりました。ライブチャットサポートに連絡すれば教えてもらえます。
結局のところ、ストリーミングやトレントなどのアクティビティで最高の回線速度と効率性を手に入れたいのなら、WireGuardプロトコルは非常におすすめできるオプションで、その現代的なChaCha20暗号化アルゴリズムのおかげでプライバシーに関しても堅実です。
回線速度のピーク対平均
Akamaiによる 2017 年の「インターネットの現状」 レポートによれば、南北両アメリカでの平均ピーク接続速度は44.6 Mbpsですが、世界的にみると、平均のインターネット接続速度(ピークではありません)はわずか7.2 Mbpsです。これはピークの平均値の六分の一にしかすぎません。ではこれはVPNプロバイダーにとって何を意味しているのでしょうか?
インターネットは全員で共有しており、インターネットサービスプロバイダーが宣伝する最高速度には、どんな時も手が届きません。ネットワークの混雑が、VPNをオンにした時もオフにした時もダウンロード速度で大きく影響していますが、VPNに接続している時には、2倍悪影響を受けやすくなります。
VPNを使わずにサーバーからファイルをダウンロードする場合、ネットワーク混雑に直面する可能性があり、もっとも可能性が高いのは、最寄りのISPネットワーク上か、ダウンロードサーバー自体での混雑です。VPNサービスを使うと、ルートに第三のボトルネックを追加することになります。サーバ負荷であれサーバー周囲にのネットワーク上の混雑であれ、VPN接続中は回線速度に影響が出る可能性が高くなります
VPNを選ぶ際は、これらの要因を考慮してください。VPNは、他のネットワークと同様にピーク対平均という同じ難問の対象になっています。可能なら、オフピーク時のタイムゾーンにあるVPNサーバーを選ぶことをおすすめします。一部のVPNアプリにはスピードテストが内蔵されているか、リアルタイムで現在のサーバー負荷を表示します。これは、割り当てられたダウンロード速度を最大にできるかどうかの目安になります。
セキュリティ対回線速度
VPN接続のセキュリティを強化すると、必ず回線速度の低下を招きます。たとえば、強力な暗号化アルゴリズムを使うというのは、VPNを通過するデータの暗号化に時間がかかり、その宛先に到着しても復号化に時間が「かかるということです。同様に、よりセキュアなVPNプロトコルは、あまりセキュア出ないものと比較して低速となる傾向があります。PPTPは、旧式のプロトコルですが、まだOpenVPNやL2TP/IPSecよりも大幅に高速な接続を提供しています。しかし、このプロトコルにはセキュリティ上の脆弱性があることが知られています。
VPNを使用している際は、必ずしも常に最強のセキュリティを必要とはしないでしょう。でも、回線速度を向上するために超えてはならない一線があります。Comparitechは、PPTPの使用はおすすめしていませんし、SSL (OpenVPN) や IPSec暗号化(L2TP、IKEv2)を使用するプロトコルを選ぶように読者にはアドバイスしています。
でも、ほとんどのVPNプロバイダーはオプションを提供していません。でも完全に暗号化を無効にしてはいけません。さらに、AES128ビット暗号化は、VPNが機能し、データを安全に保つのに必要な最小強度の暗号化です。これは破ることができないという点では十分で、一般に用いられているAES256ビット暗号化と比べると若干高速です。数社のVPNがBlowfish暗号化を採用していますが、AES暗号化に比べると遅くなる傾向があります。これを選ぶなら、Blowfish448ビット暗号化をおすすめします。
暗号化とVPNプロトコルを微調整してどのぐらい回線速度が速くなるかは、お使いのハードウエア次第です。よりパワフルなデバイスを使えば、データの暗号化と復号化がより高速になります。
UDP対TCP
OpenVPNプロトコルを使用する際、多くのVPNアプリでは、TCPまたはUDPプロトコルのいずれかを使用するオプションが用意されています。TCPは、Web閲覧やファイルのダウンロードに通常使われるプロトコルです。UDPは、動画、楽曲やゲームなどのストリーミング用途で広く使われています。その差は、コンピューターやサーバーのパケット送信方法、インターネットを経由した情報の交換に使用されるデータのユニットにあります。
よくある誤解は、 UDPは常にTCPより高速だということです。これはよくあることですが、ルールというよりはガイドラインに近いものです。
TCPはエラー保護と保証付き配信を使い、すべてのデータパケットがオリジナルと同一であり、正しい順序で送信されることを保証します。エラーが発生した場合、前のパケットが正常に送信されるまで、インターネットトラフィックの流れは停止します。これは、ファイルをダウンロードしたり、Webページを読み込んだりする場合に重要になります。
UDPにはこれらの保護はありません。衝突、エラー、パケットの紛失はよくあることで、パケットが順番通りに届かないこともあります。重視されるのは回線速度であって、完璧ではないのです。あるパケットに続く他のパケットをすべて遅延させるよりは、そのパケットを見逃す方が好ましいのです。
そのため、VPNを主にオンラインゲーム、動画のストリーミングビデオ、音楽を聴くために使用する場合は、UDPに切り替えてください。そうでなければTCPを使い続けましょう。
回線速度より安定性
謙虚に意見させていただければ、VPNサービスを選択する際に第一に検討する要因は回線速度ではないはずです。安定性のはずです。多くの場合、全体的なダウンロード速度の低下よりも、テストのスコアを低下させるのは不安定性です。
どんなVPNでも、時には、特定のサーバーやサーバーの組み合わせで不運にもサービスが遅くなる日や時間帯があります。VPNによっては、トラフィックの多い時間帯やダウンタイムが他のVPNよりも多くなることもありますこれらは避けるべきことです。残念ながら、当社のレビュワーによるテスト期間が2週間以上続くことはめったにないため、執筆時点で長期的にどのVPNがより多くの問題に遭遇するかを予測することは困難です。
とはいえ、以下の箱ひげ図(いくつかの古いテストによる)を見れば、VPNの性能がどの程度不安定ななのかをある程度知ることができます。青い箱が大きいほど不安定性が高いことを意味し、ダウンロード時間の平均値(赤い点)と中央値(太い黒線)が低くても、不安定性が高ければ、接続が少し遅いよりもイライラがつのるでしょう。
高速(100Mbps超)のインターネット接続でない限り、利用可能な帯域幅を最大にする可能性はかなり低いでしょう。最近のVPNはほとんどすべてが、帯域幅無制限を売りにしています。
回線速度は、VPNを選ぶ際の唯一の検討事項ではないはずです。計画している使用目的によって、 トレントにおすすめや NetflixをストリーミングできるやゲームができるVPNが欲しくなるかもしてません。これらのVPNは必ずしも最速である必要はありません。十分高速でありさえすれば良いのです。
VPNの替わりになるもの
VPNはトラフィックを保護し、中間サーバーを通じてルーティングします。そのため追跡されることはありません。でも、プライバシーが主な関心事ではないのなら、より高速な回線速度を実現する代替としてプロキシという仕組みがあります。例えば、SOCKSプロキシは、暗号化を除けばVPNをほぼ同じことをします。トラフィックを暗号化と復号化する必要がないため、SOCKSプロキシユーザーは、より高速な接続を手に入れられるだけなく、そのIPアドレスもマスクできます。
続きを読む:SOCKS5プロキシ対VPN – その違いは?どちらを使うべきか?
さらに、スマートDNSプロキシも利用できます。これらのプロキシは、デバイスのトラフックすべてではなく、DNS要求のみを再ルーティングするため、別の物理的な場所にいるかのように見せかけることができます。つまり、インターネットに直接接続するという利点はそのままですが、VPNのプライバシーやセキュリティ上の利点は得ることができません。