NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避する方法（VPNを使う回避策）

2023-2024シーズンのNBAは、2023年10月24日に開幕し、2024年4月14日まで続きます。プレシーズンは、10月5日から10月20日までおこなわれ、NBAのプレイオフはシーズン終了後に始まり、決勝戦が行われる6月14日まで続きます。

プレシーズンからプレイオフまでの全試合を観戦したいのなら、NBAリーグパスが試合を観戦する素晴らしい方法です。残念ながら、NBAリーグパスのサービスは米国にリージョンロックされているため、日本で観戦するにはVPNが必要になります。 

ほとんどのVPNは、NBAリーグパスを含め、NBAの試合を放映する米国のストリーミングプラットフォームからブロックされています。しかし、Compritechは、試合のブラックアウトに悩まされている日本や米国のリージョン内でバスケットボールを観戦できる様々なプレミアムVPNをなんとか見つけ出しました。

このガイドでは、ブラックアウト規制の悩まされている日本国内や米国の州内でNBAリーグパスをストリーミングする方法を説明します。また、VPNを使って、ESPN、TNNまたはこれらのチャンネルの1つを放映しているストリーミングサービス上でNBAの試合をストリーミングできます・ 

VPNを使ってNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避する方法：クイックガイド

記事全文を読む時間はありますか？以下に、NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避する方法の短めの簡単なステップバイステップガイドを掲載しました。

ここでは、VPNを使うNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避する方法を紹介します。

1. 速い回線速度と多数のサーバーロケーション（特に米国内）を提供している品質の良いVPNにサインアップします。当社では、NordVPNをおすすめしています。ですが、 Surfsharkと ExpressVPNは、2社とも信頼の置け、素晴らしいサービスを提供するVPNで、検討する価値があるでしょう。
2. 適切なVPNのモバイルアプリ、デスクトップアプリ、あるいはブラウザ拡張機能をダウンロードして、NBAリーグパスを視聴したいデバイス上にインストールします。
3. VPNアプリか、ブラウザ拡張機能を開いて、ゲームがブラックアウトの対象とならないロケーションにあるサーバーに接続します。試合がローカルにTVで放映されている場合、別の州のサーバーに接続するとよいでしょう。全米で放送されている場合、カナダやメキシコなどの別の国のサーバーに接続します。これにより、ローカルのIPアドレスを入手でき、別のロケーションにいるかのようにNBAリーグパスを思い込ませることができます。
4. アカウントをお持ちでない場合は、NBAリーグパスにサインアップします。広告付きで月額14.99ドル、広告なしで月額19.99ドルかかります。また、フルシーズンのオプションも広告付きで99.99ドル、広告なしで月額129.99ドルで利用できます。すべてのプランには、7日間の無料体験版が付属しています。
5. いつも通り、試合にアクセスします。ブロックは解除されているはずです。もしトラブルが続くようなら、ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアします。あるいは、使っているサーバーがブラックリストに載っている場合に備えて、別のサーバーを試してみます。上記でおすすめのVPNはすべて、さらにヘルプが必要になった場合に備えて、年中無休24時間のサポートを提供しています。

日本でNBAリーグパスを観戦するには注意してVPNを選びましょう
VPNを使って日本でNBAリーグパスを観戦するのには慣れているけど、問題に直面している方は、試合のブラックアウトに注意することが重要です。米国では、ライセンス合意により、特定の州で特定の試合にブラックアウト規制が科されます。通常、これはチームがホームゲームをプレイしている際に行われ、地域の放映権を保護しつつ、ライブゲームに観客を動員する役割を果たします。

残念なことに、これは、米国内のVPNサーバーに接続したとしても、ときどきブラックアウト規制に見舞われることがあることを意味します。米国のサーバーに普段通り接続していて、NBAリーグパスがライブゲームをストリーミングしないのなら、単にブラックアウト規制が行われていない別の州のVPNサーバーに切り替えるだけです。こうすることで、NBAリーグパスアカウントのロックを解除し、普段通り、試合のストリーミングを邪魔されずに楽しむことができます。

生中継の画面がブラックアウトする理由は？

各NBAシーズンの前に、多数のローカルおよび全国放送局が、NBAの試合の生中継の放映権を手に入れます。問題は、これらの放映権が排他的であることで、特定の地理的条件を備えた市場では、NBAですら、試合の生放送をオンラインで放映できないのです（代わりに、生中継終了から3時間後に試合はオンデマンドでのみ視聴できるようになります）。つまり、地元のチームの対戦はブラックアウトの対象になる可能性が高いのです。 

例えば、ロスアンジェルスに住んでいたとして、ローカルのＴＶ局であるFoxやNBCは、ロサンゼルス・クリッパーズやロサンゼルス・レイカーズの試合の生放送の独占放映権をもっています。地元の放送局が存在するため、これらの試合は、ロスアンジェルスではブラックアウトされ、NBAリーグパスで視聴することはできません。同様に、試合が全米で、例えばESPN やABCで放映される場合、試合は全米でブラックアウトされます。

NBAリーグパスは、IPアドレスを使って、ロケーションを判断します。そのため、ローカルの放送局または全国放送局が試合の生放送の独占放映権をもっている場合、NBAリーグパスでは、試合はブラックアウトされてしまいます。これが、VPNを使って、お使いのIPアドレスを変更することが便利な理由です。

VPNを使用してNBAのブラックアウトで規制を回避する

ニューヨークからNBAリーグパスにアクセスしたとき、以下のブラックアウト通知が表示されました：

「現在のロケーションに基づき、ブルックリン・ネッツとニューヨーク・ニックスの試合の生中継は視聴できません。生中継の音声放送を聴くか、放送終了から3日後に試合のアーカイブを視聴することができます」

しかし、 NBAリーグパスで直面する制約は、ローカルなブラックアウトだけではありません。実際には、多数の全国放送の試合も、NBAリーグパスでは視聴できないのです。

「ESPN、ABC、TNT、NBA TVで放送される試合は、NBAリーグパスで生で視聴することはできません。生中継の音声放送を聴くか、放送終了から3時間後に試合のアーカイブを視聴することができます」

では、VPNを使うことでどのようにNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避できるのでしょうか？VPNサーバーに接続すると、インターネットトラフィックは暗号化されます。これにより、Webサイトやサービスが真のロケーションを知ることが難しくなるのです。米国の別の州あるいは、まったく別の国にあるサーバーに接続することで、新規に、一時的なIPアドレスが割り当てられます。このIPアドレスは、あたかも別のロケーションにいるかのようにNBAリーグパスのサイトを思い込ませることができ、ブラックアウトを回避できるのです。

デスクトップ経由でNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避するには

お持ちのPCやMACを使って、NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避することができます。必要なことは、ブラックアウトゾーン外のVPNサーバーに接続するだけです。例えば、ローカルにブラックアウトしている場合、米国の別の州にあるサーバーに接続する必要があるだけです。

全米でブラックアウトしている場合は、少し異なります。この場合、別の国にあるサーバーに接続する必要があります。理想的には、地理的に最も近く、ただブラックアウトしている地域外の国にします。例えば、日本にいる場合、韓国やフィリピン国内にあるサーバーを試してみます。ブラックアウトしていた試合はブロックが解除され、これにより、 ケーブルTVを使わずにNBAの試合を視聴できるようになります。コンテンツが読み込まれない場合、お使いのブラウザのキャッシュとクッキーをクリアすることを覚えておいてください。

モバイル上でNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避するには

デスクトップ機器を使用した場合と同様に、モバイル上でもNBAリーグパスのブラックアウト規制を回避することができます。ただし、NBAは、お使いのスマートフォンのGPSと位置情報データを使って、どこから観ているのかを判断することは知っておく価値があります。そのため、一部のVPNは、特にNBAリーグパスアプリを使った場合、動作しません。モバイル経由で視聴しようとしている場合、代わりにお使いのスマートフォンのWebブラウザを使用してみてください。

執筆時点では、 NordVPN、Surfshark、ExpressVPNと CyberGhostのモバイルアプリはすべて、NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避できていました。それでもまだ問題がある場合は、お使いのスマートフォンのGPS位置情報データを偽装できる場合があります。そうすることができるアプリが存在します（SurfsharkのAndroid用アプリは、この機能を内蔵しています）しかし、ほとんどのサードパーティ製位置偽装アプリは、お使いのiPhoneのiOSの改変（ジェイルブレイク）またはお使いのAndroidデバイスのルート化を必要とします。これがうまく動作する保証はありません。この手順は、デバイスによって異なり、一部のアプリはセキュリティ上のリスクになります。十分注意を払ってください。

NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避するのに無料VPNは使えますか？

残念ながら、多くの無料VPNは、 NBAリーグパスのブラックアウト規制を回避できません。無料VPNでは稼働しているサーバーの台数が少ないことが問題の1つとして挙げられます。そのため、米国の別の州または他国のサーバーを探す際の選択肢が限定されてしいます。さらに、別の問題は無料のVPNサーバーは負荷が高いことです。つまり、回線速度が遅くなり、特に生中継をストリーミングする際に問題になります。一部の無料VPNサービスは、帯域幅を制限してこれに対処しようとしていますが、NBAの試合をオンラインで視聴する際にラグとバッファリングをもたらす結果となります。

またセキュリティ上の理由から、無料VPNの使用はおすすめしません。無料VPNを使えば、あらゆる種類の制限されたコンテンツにアクセスできますが、プライバシーも同時に保護すべきです。これには、データの暗号化や個人情報リークの保護などがあります。残念なことに、無料VPNの多くは、そのような対策を講じていません。結局のところ、無料VPNも営利目的で、つまり、閲覧履歴のログをとり、それを第三者に販売しているのです。また、無関係で不適切なポップアップ広告を浴びせてくる恐れもあります。全体的に見れば、無料VPNを使うと面倒なことが起きるだけです。

NBAリーグパスのブラックアウト規制に関するよくある質問